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豊富な自然エネルギー、分散する電力構成

ベトナムは、原油、石炭、水力、地熱、バイオエネルギー、太陽エネルギーなどの豊富な自然エネルギー資源に恵まれており、原子力エネルギーの開発も計画されています。

・石油・天然ガス

1984年以来、石油・天然ガスの開発が進み、現在の確認埋蔵量は、原油が約17億トン、天然ガスが約8,350億立方メートルと見積もられています。推定埋蔵量は、原油が60億トンで、天然ガスが40,000億立方メートルです。年間石油生産量は、約2,000万トンで、ほとんどが輸出され、国の総輸出額の約20‐25%を占めています。2014年には、天然ガス産出量は、102億立方メートル、石油産出量は1,550万トンに達しました。

・石炭

石炭は、主に北部地域で採掘されています。確認埋蔵量は、約60.6億トン。褐炭は、紅河デルタに多く、約2,000億トンの推定埋蔵量があるとされています。2005年度の石炭産量は、3,400万トンで、2014年には4,12万トンに達しました。石炭のほか、ベトナム国内では、ボーキサイト、金、銅、亜鉛、スズ、クロム鉄鉱、マンガン、チタン、バライト、イルメナイト、石灰岩、リン酸塩といった60種類におよぶ鉱産物が採掘されています。

・水力

メコンデルタを主な源泉として、ベトナム全体では毎年約8350億立方メートルの水量を誇ります。豊富な地下水資源も存在し、800億立方メートル以上の水が毎年使用されています。ベトナムの水力発電は総発電容量26,000MWの3分の1を占めています。第6次国家電力開発マスタープランでは26か所のダムが計画されており、現在その一部が建設中です。

・電力

電力インフラは、発電能力、送電ネットワーク、サービスの品質、安全及びコストの面で急速に整備されてきています。2006年末の総発電量は513億KWHで、その60%以上はガスタービン、水力によるものでしたが、2014年には総発電量は1,402億KWHに達し、2020年までには2,000 ~ 2,500億KWHになると予想されています。2015年6月末のベトナムの総電力能力は、約37,000 MWです。また現在、原子力発電開発の実現可能性を検討中です。


急成長するモバイル通信とブロードバンドインターネット

・電話

携帯電話サービスは、1995年にベトナムに導入されてから急成長してきました。携帯電話加入者数は、1995年の22,500人から2005年の約930万人へ劇的に増加し、平均年間成長率は80%以上に上ります。2014年には、携帯電話加入者の合計数は、1億3,863万人に達しており、そのうち3,000万人以上がアクティブユーザーです。また固定電話サービスの利用者は、1,550万人です。

インターネット

ベトナムは1997年にインターネットサービスを開始して以降、急速に成長し、現在すべての地域に普及しています。 2014年末までに、全国のインターネット利用者数は3,980万人以上(人口の44%)に達しました。うち、およそ1,190万人は、ブロードバンドインターネットサービスの加入者となっています。


地理的特性を生かした交通網と輸送路

・道路ネットワーク

「S」の字形に南北に伸びる地形のベトナムの道路総全長は220,000KMになります。そのうち、国道高速道路は90以上、総延長17,300KM、省道高速道路は21,760KM、県道高速道路は45,000KM、市街道路は6,650KM、村落道路は130,000KM以上となります。

国道高速道路及び省道高速道路上には、合計7,440以上の橋が建設され、その60%以上の橋は、新設の恒久橋です。

国道1号線は、国内の7つの経済地域のうち6つを結び(中央高原地域を除く)、国内の輸送道路の基幹ルートとして知られ、輸送量の増加及び時間の減少に重要な役割を果たしています。

ベトナム第2の基幹ルートはホーチミン道路で、国道第1号線に並行して中央高原を通過しています。この道路は、国の西部エリアの経済開発を促進すると期待されています。ホアラックとベンキャット(ビンフォック省)を接続する弟1フェーズは完了しており、将来は第2フェーズとして、北部がカオバン、南部がカマウ方面に延長されることが見込まれています。

その他の重要なルートとしては、北部地域においては、ハノイ中心部の交通を迂回する道路システム及び東西の省間道路、中部地域においては、東西道路システム、及びホーチミン市を中心とする南部道路システムがあります。

ベトナム道路システムは、中国、ラオス、カンボジアの道路システムに接続され、アジア横断道路及びアセアン諸国の道路、メコン川流域地域及び東西回廊道路を含む道路システムの一部になります。

今後、総延長5,900KMに及ぶ20の高速道路を建設するため、500億ドルに及ぶ投資が政府により計画されています。

・鉄道ネットワーク

ベトナム国鉄の総延長3,142.7KMのうち、9つの幹線が2,632KM、地方線(ステーション・ライン)が402.7KM、及び分岐線が108KMとなっています。これら全ては単線です。軌間1,000MMは2,251KMで全国鉄道の85.5%、軌間1,435MMは161KMで全国鉄道の6.1%、三線軌条は220KMで全国鉄道の8.4%となっています。全国の鉄道線上に、総延長45.5KMの1,790の橋、11.8KM、31の共用橋、及び11.5KMの39のトンネルがあります。

ハノイ-ホーチミン及びハノイ-ハイフォンの2つの幹線は、メコン川デルタ地域を除くベトナムのほとんど主要な経済地域を結びます。ベトナムの鉄道は、ハノイ-ダナン(ランソン省)及びハノイ-ラオカイの鉄道線で中国とを結んでおり、また、カンボジア、タイ、ラオス、マレーシア及びシンガポールに接続させる鉄道の開発計画が立案されています。

現在、ベトナムは、既存の南北線の輸送力向上に加え、南北間総延長1,600KMの高速鉄道システムの建設を検討しており、総投資額は300億ドル以上になります。近い将来、いくつかの古い鉄道線が修復され再使用されることになっており、これに加え、新たな分岐線を中央高原地域における経済開発のために建設する計画もあります。

・内陸水運

ベトナム国内2,360以上の河川及び運河の総延長は42,000KMで、そのうち、11,000KM(主に紅河の2,500KM及びメコン川の4,500KM)は、内陸水運に利用されています。

様々な制約があるものの、水路運送は、安くて一定の商品に適しているため、現在でも好んで用いられる輸送手段となっています。水路の運送能力を向上するために、ベトナムは、河川港の整備と共に川底の浚渫プログラムを実施しています。

・港湾

総延長3,260KM海岸線を有し、東西を結ぶ海路の戦略的な場所に位置し、多くの深水港を持つベトナムは、海運開発に有利な条件を有しています。海上運送は、ベトナムの総輸出入量の80%を担っています。

現在、ベトナムには100以上の海港があり、岸壁の総延長は30KM以上に及びます。北部(クアンニン省からニンビン省まで)には22の海港、中部(タインホア省からビントゥアン省まで)には、37の海港、南部には45の海港があります。南部の、サイゴン-チーバイ-ヴンタウ地区は、現在ベトナムの最大のエントリー・ポートです。最も重要な国際航路は、ハイフォン又はホーチミン市から出発して、東アジア地域(ロシア、日本、韓国、香港など)に到達するものとなっています。

北部のハイフォン、中部のダナン及び南部のホーチミン-チーバイ-バリアブンタウの3地区に、エントリー・ポートとしての最大規模の港湾複合施設の開発計画が立案されており、ハイフオンではラクフエン港の建設が進んでおります。

これらの港湾複合施設は、100,000トン以上の船が受け入れ可能になる予定です。

・空港

ベトナムは、東南アジアと東アジアをつなぐ場所に位置しており、この地域の旅客および貨物の航空輸送の中心となっています。現在、ベトナム国内には21の空港があり、うち北部に5空港、中部に11空港、南部に6空港が存在しています。ハノイとホーチミン市の両空港は、エアバスA350 XWBやボーイング787-9など世界最大の旅客機を受け入れる能力を有しています。

ベトナム航空会社(株)は、ベトナムの大手航空会社であり、現在49機の航空機及び複数のリース航空機を運用しています。国内20カ所の就航地の外に、東アジア、東南アジア、ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリアの主要な地域に43の国際便の就航地があります。一方、40の航空会社がベトナム向けのルートで運行しています。

2008年には、南部の航空輸送能力を高めるため、新タンソンニャット国際空港が建設されました。同様に、ノイバイ空港第2ターミナルが、2015年1月にオープンしています。

また、ダナンに加えてハイフオンなどの地方空港の国際空港化も進む予定です。

ホーチミン市の東南約50キロの位置には、東南アジアのハブ空港を目指すロンタン国際空港の建設が計画されています。

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